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英国で問題になっている
『狂牛病・きょうぎゅうびょう』について。 田村 仁
最近の新聞で、上記の『狂牛病』について調べたので文章にしました。
正式な名称は、『牛海綿状脳症:Bovine Spongiform Encephalopathy :BSE:ぎゅうかいめんじょうのうしょう』と言います。
この病気によって、英国畜産業の損害は3・5000頭を越えてしまいました。500億円以上の研究費を投入していますがまだはっきりとした原因は分かっていません。次の事までは既に判明しています。
@この病気は、『羊』の『スクレイピー病原体[ウイルス]』が牛の飼料の消毒が不完全な為に、『濃厚飼料[ボーンミール等の羊骨粉や羊内蔵由来タンパク質』を通して『牛』に伝染したと考えられています。
A最近では、『ネコ』にも同様な病気が報告されています。1991年9月までに、19例の報告があります。猫海綿状脳症[Feline Spongiform Encephalopathy :FSE:ねこかいめんじょうのうしょう]は、上記の飼料の中に混入している『スクレイピー病原体』又は『牛海綿状脳症病原体』で汚染されたペットフードを食べたのが原因とされています。
Bスクレイピー[Scrapie:羊海綿状脳症]は、長い潜伏期と経過を示す遅発性感染症で、その病原体は、『消毒薬』や『固定液』等に抵抗性を示します。この病気に罹った羊君の脳をミキサーや乳鉢で液体状にして[これを患畜脳乳剤タンパク質と言います。]この乳液状になったものを、『遠心』して見ると、分子量27、000〜30、000の分子量を示す所に強い病原性が認められました。
Cスクレピーウイルスが発見されました。掻痒症や運動失調等の神経症状を主症状とする山羊やめん羊の病原体で、潜伏期[病気として現れるまでの期間]が3年以上あり、通常3歳になるまで発病しません。[これをスローウイルス感染症と言います。]このウイルスをハムスターやマウスの脳の中に入れて発病させるのに6〜9カ月かかります。80度の加熱や紫外線照射にも抵抗を示します。かなりてごわいウイルスです。
Dヒトで同じような病気は、『クロイツフェルト・ヤコブ病:痙性偽硬化症・痙性仮性硬化症』が知られています。ドイツの医学者の、Hans Gerhard Creutzfeld[ハンス・ゲルハルト・クロイツフェルト]とAlfons Maria Jakob[アルフォンス・マリア・ヤコブ]達が1921年に初めて記載した病気で、この両者の名前をとって、『クロイツフェルト・ヤコブ病』と命名されました。
原因はウイルスで、やはり『スローウイルス感染症』と考えられています。発病年齢の大半は、35歳〜60歳で、男女差はありません。大脳から脊髄に到る全中枢神経の神経細胞が変性脱落、海面状態[どろどろになっている。]、症状は、『人格障害』と『知呆[ちほ]』を中心として、急激な経過を取り、末期には『無動性無言症[動かずしゃべらず]』、『失外套症候群』を示し、1年以内に死亡するこわい病気です。
現在のところ、原因『ウイルス』の発見も治療方法の確立もされていません。予防は、136度以上のオートケレーブでの殺菌、1〜2規定の苛性ソーダー1時間以上、0・5%以上の次亜塩素酸ソーダー2時間以上、3%ドデシブル硫酸ナトリウム100度煮沸10分間以上が推奨される消毒方法です。
こわい病気が続々でて来ています。これから流行するやもしれないので迅速な対応が求められています。『老人医療費がかさむ等』と言っている暇等ないはずだ!『もっとしっかりせんかい〜!。』我が日本の厚生労働省の『お偉い』と言われている「お役人様よ〜・・ん。」。『日本民族の心と体の健康守る事』こそ国防の要なのだ!!。 終
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