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先生??。「気持ちの持ち方で」「癌」は治るの?。と言う質問について。
田村医院 田村 仁
この事を話す前に疫学について説明します。元々医学の進歩はまず動物実験から開始されます。
そして動物実験がうまくいくと人類に応用されます。そして許可され健康保険で使用が可能になります。このように人間の集団を対象として行われる健康問題に関わる研究を総称して「疫学的研究」と呼びます。人類の歴史の中で健康障害、特に感染症は重要です。
この疫学的な研究も感染症に対してかなり昔から行われていました。
疫学的な研究の祖はイギリスのジョン・スノウと言われています。
彼は「コレラ菌」が発見される以前から、患者さんの発生状況を詳細に観察する事によって、「井戸」が「コレラの発生」の原因である事を突き止めてその使用を禁止しました。
「コレラ」と言う「病気の直接の原因」は不明でしたが、病気の蔓延を防止できたとして疫学史上有名になりました。総論はここら辺で終了します。
次に質問を以下に解りやすく説明します。
「手遅れの癌」に対しては現在でも絶対に治る方法はない。
しかしながら、「病気と闘う」という積極的な態度でどんな病気でもいると、
「免疫能力」は高まって、癌の進展は遅くなり結局長生きする。と言う事は事実なのか?。
回答「名古屋大学大学院医学研究科の玉腰暁子助教授」:
癌の医療における精神的な要素は近年ますます期待がなされています。
この仮説を証明するには、まず同じような状態の癌患者さん達のグループを作ります。
積極的に挑戦するグループと「私は癌だから死んでしまう・・・?。どうしよう・・・。」
と暗い気持ちでいるグループを作ります。そしてこの両者の寿命を比較検討します。このような方法を医学統計学的には「追跡研究」と呼んでいます。又は「コホート研究」とも言います。
ちなみに「コホート」とはギリシャ・ローマ時代の軍隊の単位の事で、そこから集団という意味で使用されています。これから証明。
私の回答:漢方医学の恩師山田光胤先生の父、大塚敬節先生が「漢方の特質」【創元社】の中で言っている通り、「希望こそいっさいの場合において投ずべき薬剤である。」通り、「効果がある」と思いますし、大塚敬節先生のお弟子さんの藤井美樹先生が「人生は色々の困難があります。人生で恥ずべき事はおっこった穴から這い出すという努力をしない事である。」と解説した事や、救急救命部の林教授の「脳挫傷の患者さんは家族が毎日毎日来てた患者さんの方が回復がよい。」
とおっしゃった通り「病気と闘おう?!。」と決意した人の方が回復力がよいと思います。
これに関しても上記のコホート研究では、結果を出すには色々な困難があります。
まずプライバシーに関しての特段な配慮が大切な事です。
昔々私が大学院時代、急性白血病の女の子に本当の病気の事をいえなくて、「嘘」ついて、「貧血の軽いの!。」と言っていたが、その子は枕元のテレビをつけっぱなしにして聞いていました。
そのタイトルは「白血病の患者さんを主役」の「山口百恵」主演のテレビだった〜!。
今から考えても、「言わなくて良かった〜」と思いますし、
今だったら簡単とは云いませんが絶対に治せる時代が来たので、「言った方が良い。」病気です。
この事を考えると涙が出てきたのでこれで終わりますが、少なくても、「希望?と夢?」は持ちましょう。
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